開催概要

ご挨拶

 日本社会心理学会第62回大会は,8月26日と27日,オンラインにて開催させていただくことになりました。みなさまに安心してご参加いただける学会の形態を考え抜いた末の決断です。前第61回大会が,オンライン大会への道を切り拓いてくださいましたことに感謝をし,今回はさらにより多くの研究者にご参加いただけますよう,新しい試みにもチャレンジしてまいります。準備委員は帝京大学文学部心理学科の6名で,鋭意務めさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 本大会では,オンライン開催であることの利点を活かし,前回同様,従来の口頭発表とポスター発表を統合した,オンデマンド式Web発表を行います。発表資料を一週間Webサイトに掲載し,その間チャットによる双方向での質疑応答を可能とします。自主ワークショップのセッションは,リアルタイムでのライブ配信と,オンデマンドでの動画配信のどちらかお好きな方法をご選択の上,自由に展開していただきます。ライブ配信は2日間の大会期間中,可能な限り異なる時間帯にセッションを配置し,多くのみなさまにご視聴いただけるよう配慮いたします。従来の大会では叶わなかった世界各地からの参加が実現可能となります。
 準備委員会企画のシンポジウム,講演についても,ライブ配信と動画配信両方の可能性から,現在ご登壇のお願いを行っているところです。随時,大会ホームページでご案内をしてまいりますので,どうぞご期待ください。
 新型コロナウイルスが猛威を振るう災禍の中,そしてポストコロナの新しい時代を見据えニューノーマルを確立しようとする今日,社会心理学が対峙していかなければならない課題はあまりに多く,今こそ社会心理学者の力量が試されています。本大会が,既存の枠組みを超えた「社会転換心理学」へのアプローチを目指しつつ,自由闊達な発信と討論の拠点となることを願ってやみません。
 八王子の暑い夏の終わりに,みなさまとパソコン画面を通じてお会いできますことを一同心待ちにしております。

日本社会心理学会第62回大会準備委員会
委員長 敷島千鶴(帝京大学文学部心理学科)

大会情報

日程

2021年8月26日(木)・27日(金)
※当日の発表資料公開および質疑応答期間:8月25日(水)~9月1日(水)

開催地

Web開催

主催校

帝京大学

大会準備委員会

委員長

敷島 千鶴

事務局長

大江 朋子

委員

飯島 雄大
岡本 潤子
堀田 結孝
尹 成秀

協力

ロゴデザイン

宮本佳子(追手門学院大学)